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ヴォーリズ六甲山荘へ
![]() ヴォーリズ六甲山荘へ行ってきました。 ヴォーリズの名を知ったのは昨年(2008年4月)近江八幡に旅行した時で、記念館がありました。 私たちはその記念館に入ることなく水郷巡りに精を出していたので、ヴォーリズといえばメンソレタームの創始者っていう程度の、おぼこ〜い認識しかありませんでした。 でもですね、旧居留地や相楽園、神戸文学館を訪れた折に建築家としてのヴォーリズの名はちらちら聞こえていたのです。 メンソレタームの人と同一人物であったと知ったのは不覚にも今日でした。 で、六甲山荘。 車を記念碑台・六甲ガイドハウスの無料駐車場に置き、東へ徒歩で約10分ほど歩いたところ。 ひっそりした近畿自然歩道に沿いながら隠れるように建っていました。この道はかって六甲山上最初に出来た大通り。喧騒を避けたいとの配慮だったのでしょう。 1934年、関西学院大学の教授小寺敬一氏の山荘としてW・M・ヴォーリズが設計した建坪80坪の木造平屋建て住宅。 ぐるりと外観を見物していると、リビングのテラスから「どうぞお入りください」の声。見学者は他にはなく、管理人のお二人(アメニティ2000協会)は私たちに付きっ切りで案内・説明して下さいました。 ![]() 夏別荘なので広々とした窓が設けられ、庭園の緑が一杯に入ってきます。ヒノキの壁材や珍しい可動式の雨戸、タイルや壁と床の直角部分にアールを付け、手入れし易い工夫がなされるなどシンプルながら本物の快適さが追求されている様。築75年。家具・照明器具なども当時のまま残されており、大変貴重な文化財といえます。 楽しかったのは、奥の方にある使用人・女中部屋の生活感で、柱の背比べキズや五右衛門風呂、収納式アイロン台、呼び鈴の音などで、北野の異人館では見られないもの。これらをひっくるめてこそ文化財じゃないですか。 お話の中で、神戸中山手通りの旧ユニオン教会(現フロインドリーブ店舗)や離宮公園前にあった室谷邸(2007年解体)もヴォーリズの設計と知りました。 歳を重ねる程、知らないことの多さ思い知るワタシです。おかしいね。 ヴォーリズ六甲山荘 神戸市灘区六甲山町北六甲4-744 原則として10月までの土・日・祝 午前11時〜午後4時(入場は3時半まで) 入館料 一般 500円
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